サントリー山崎蒸溜所の物語

サントリー山崎蒸溜所は、1923年に大阪と京都の間にある「山崎」という場所でつくられました。

山崎は昔から水がとてもきれいで、ウイスキーづくりにぴったりの場所だと言われています。

この蒸溜所を始めたのは、鳥井信治郎(とりい しんじろう)さんです。
彼は「日本人の味覚に合う、日本のウイスキーをつくりたい」という夢を持っていました。
しかし、その頃の日本ではウイスキーはまだあまり知られていなかったので、たくさんの苦労がありました。

鳥井さんの息子の佐治敬三(さじ けいぞう)さんは、その夢を引きつぎ、さらに良いウイスキーを作るために努力しました。

1984年にはシングルモルトウイスキー「山崎」を発売し、世界から注目されるようになりました。

山崎ウイスキーは、多くの種類の原酒を組み合わせて作られていて、
複雑で深い味わいが特徴です。
現在では、日本だけでなく、世界中の人々に愛されています。

サントリー山崎蒸溜所は、
「日本のウイスキーのふるさと」と言われ、
2023年で 100周年 を迎えました。

これからも、伝統を守りながら、新しい挑戦を続けていくことでしょう。